温帯スイレン ワンウィサー(ワンビザ)
ワンウィサー(ワンビザ) 完全色抜け状態
ワンウィサー(ワンビザ) 半分色抜け状態

分類
温帯スイレン
品種名
N.'Wanvisa' (ワンウィサー)
交配-作出者-年次
? (Nopchai Chansilpa) 2009
花色-花型
ピンク
株-花-葉の大きさ 注1
株:中型--花:8〜12cm--葉:16cm前後
推奨裁培容器 注2
直径 21cm(7号浅鉢)以上
特徴
タイで作られた新しい品種で、2010年度にIWGS(国際スイレン協会)品評会において第一位に輝いた品種としても有名です。ドクター・チャンシルパはマンカラ・ウボン(2004年度の温帯スイレン部門で第一位)の作出者でもあります。特筆すべきは、花に斑状に黄色の模様が入る(実際には逆に色が抜けています。)ことですが、カラーも原色が強い熱帯スイレンのような色彩で、従来の温帯スイレンにはあまり見られなかったものです。ただし非常に不安定な面も持ち合わせており、色に幅があるだけでなく、花の半分近くの色が抜ける事がしばしば起こります。(写真下右) ごく稀だとは思いますが、当園でも実際に完全に色の抜けた花が咲いた事もあります。(写真下左) 花上がりは非常に良好で、秋まで長く開花を楽しむことができます。プリムラープさん(ワスワット博士のお嬢さんでスイレンのエキスパートでもあります。)によると、ワンウィサーはタイの宗教上の祝日を意味する言葉だそうで、本種はこのタイの祝日に因んだネーミングとなっています。なお「Wanvisa」はタイ語のアルファベット表記で、英語圏ではこれをそのまま発音し「ワンビ」と呼んでいます。

(価格に付きまして) 本種はプレミアが付いており、業者間取引においても非常に高価になっております。このため販売価格も非常に高価となってしまい、大変申し訳なく思っております。ただし、数シーズンお待ち頂ければ「普通の価格」での販売をお約束できます。

注1:
推奨裁培容器サイズの物を使用して、栽培を行った場合の、おおまかな目安です。他の温帯種との相対的な評価で、熱帯種とは基準が異なります。
注2:
必要最低限の植え込み容器のサイズの目安で、容器が大きいほど株全体も大きく、花もたくさん咲きます。なるべく大きな容器をお使い頂くことをお勧め致します。

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